2017年度うんこマンアワード ノミネートコンテンツ一覧
俺が選ぶ2017年のベストオブゲーム的なのをやろうと思っていたんだけど、よく考えたら今年そんな選べるほどゲームやってねえし、やるんならベストオブアニメもやりてえよ的な思いがふつふつと出てきちゃったので、全部まとめてやることにした。
名付けて、
「2017年うんこマンアワード」
2017年俺がすげえなこれと思ったコンテンツに送る賞である。
対象はゲーム、アニメ、漫画、音楽など多岐にわたる。
とりあえずこの記事ではアワードにノミネートされたコンテンツを並べていこうと思う。
ベストアワードはまた別の記事で。
ゲーム
言わずもがな、ゲームである。
LoLはもう生活習慣の一つなので、殿堂枠として除外する。
NieR:Automata(ニーア・オートマタ)
www.jp.square-enix.comヨコオ作品はバッドエンドが嫌で敬遠してきた俺だったが、廃墟にゴスロリ、アンドロイドという世界観がドンピシャすぎて買ってしまった。
そしてかなり入れ込んでやった。
ストーリーとかキャラクターよりも、やっぱり俺はこの廃墟の中を散策するという世界観が好きすぎてダメだった。
遊園地ステージもっと探索したかったよぉ~~~~。
Hacknet
実際のハッキングとは程遠い感じはあるが、それっぽさの演出力はブッたまげた。
それでも掘り出したデータをもとに推理して、次の行動を考えるというところはまさにエンジニアであり、「やっていき」感ビンビンにしびれるところはあった。
VA-11 Hall-A: Cyberpunk Bartender Action
ヴァルハラと読みます。
これは本当にクソ楽しかった。
ともともと俺の好きなもの全部詰めました!
といわんばかりの作品なんだけど、シナリオも割と軽めながら、キャラの設定含め日本人にはかなり独創的で(登場人物の8割レズかゲイかバイ、そもそも主人公のバイの元カノとの話がメインだし、登場するキャラの思考回路がめっちゃ多様性にあふれてる)めちゃくちゃ刺激を受けたゲームだった。
何よりも刺激的だったのが、キャラクターの「セックス」にまつわる会話が数多く盛り込まれていたこと。
これまでのADV、ギャルゲ、エロゲってものは基本的に「処女と童貞」(例外あり)のお話がほとんどであり、そういう中では必然的に「セックス」の話はご法度、アダルトゲームであるにもかかわらず忌避されるものだったわけですよ。
多分、いままで恋愛もののエロゲのエッチシーンのたびに感じてきた
「なんか嘘っぽいんだよな・・・」
という感情は、これまでセックスのセの字もない世界観で話が進んできた中で、唐突に生々しいセックスが始まっていたからだったんだなぁと。
このゲームは打って変わって、登場キャラクターそれぞれが(それが正常かどうかは置いておいて)自分の「セックス」の話を、性癖の話をあけっぴろげにしゃべりまくってくれる。
その性癖も非常にダイバーシティ(むしろストレートが少ないという百合好きな作者の嗜好丸出しではあるが)で、それぞれに「強い個性」がある。
そういえば、現実でもこうして友達であったり会社の人とであったり、「セックス」の話ってするようなぁ・・・というところで気づくんですよ。
「そういえば、そういう話するのってバーじゃん・・・?」
これに気付いた瞬間、このゲームが「究極のバーテンシミュレーションという雰囲気ゲー」であることを理解できるんだよなぁ。
ただ、惜しむべきは、
なんで逆にエッチシーン無いの?
次にエロゲ作るときがあるとしたら、リアリティのある「セックス」を描写したい。
嘘っぱちでもいいから、「あ、なんかこれリアルかもっ」って思えるやつ。
幾花にいろ先生のエロ漫画みたいな。
ただしモデル戦士ジュリアン、テメーだけは許さねぇ。
トリノライン
唯一のエロゲ枠。
なんか超すごいAIを搭載した超すごいアンドロイドと、それを取り巻く人たちのお話でした。
基本的に話が全部・・・・・・・・重いんですわ・・・・・・・・・
そして味わいが深くないんですわ・・・・・・・・
ココイチの5辛食ってる気分。ただただ香辛料で見せかけをやっただけで、味に深みはない。
「とってつけた感」
なんですよね。結局は。
ただただ重くすればいいってもんじゃなくて、むしろ重さの全貌は隠すべきであって、シナリオぜんぶ通して読んで、
「そういえばここ、さらっと流したけどよく考えると重いな・・・」
という見せ方をやっていくべきなんだよなぁと思った。
結局はギャップが必要なんですよね。ふわふわした雰囲気の中でズンっとくるのと、ずっと重い重い重いだと違うんですよ。そこのバランスが難しいところですよね。
そもそもRe:Leafとかもそうなんだけど、最近のエロゲ・・・まあこのメーカは昔からこんなもんだけど
(以下略)
それでもなんでこのゲームをノミネート対象にしたのかというと、以下の二点がずば抜けてすごかったからである。
- 塗り
- 演出
原画は古臭くてちょっと残念だったんだけど塗りに関してはすごく爽やかでキラキラした塗りで、古臭くもなく、新海誠あたりのトレンドをうまく取り入れた彩度だったと思う。
あとは一緒に登校するシーンがいくつもあるんだけど、そこでなんと背景が動くんですよ!女の子が隣に立って歩いてくれるんですよ!
長年の登校シーンの
「なんでこいついつまで後ろ向いてあるいとんねん。。。」
という現象にキュビズムを用いず解決したんですよ!力技で!
そういうマネージャの無茶ぶりを力技でやっていきしていったスタッフ陣に称賛の意味を込めてノミネート対象とした。
いけないな・・・・やっぱエロゲのことになると熱くなっちまうぜ・・・
漫画
ノミネート作品なし。
残念ながら今年そんな読んでないんですわ。
おもしろいなーと思ったのは阿部共実の「月曜日の友達」、あとはヒナまつりの最新刊ぐらいのものなんだけど、そこまで熱入れて読んでるわけではないので今回はスキップします。
アニメ
今年は不作の年だった。
俺がアニメに対して高い評価をつけるのは以下の3つのどれかを満たすもの。
- 丁寧に作られているもの
- 挑戦的なもの、反骨心のあるもの
- 製作スタッフの情熱を感じるもの
そして例外が以下。
シンプル is ベストだ。
ではノミネート作品を発表していく。
Re:Creaters
個人的超問題児作品
なんで? なんでなの?
「異世界が来る」
という今の風潮に真っ向から立ち向かう最高のコンセプトで、(架空の)作品のキャラたちが戦うというこれ以上ない最高に胸高まる話なのに・・・・
どうして・・・
どうしてこうなってしまったの・・・・
アニプレックスの送り出す新しいFateになるんじゃなかったの・・・・?
何を語ろうにもネタバレになってしまうので、以下の俺のこのアニメに対する感想ツイートで代えさせていただきたい。
「最強の給食を決めよう!!」っていうテーマでみんな(カレーだろ。。。)って内心思っている中 「俺の地方ではこういうのがあって~~~」 「ソフトめんにこれつけてみたら~~~」 みたいな横道を通りまくって最終的にカレーに向かっていってる感
— pata (@pata08) 2017年9月3日
どうして・・・
コンセプトと映像は素晴らしかったのでその一点のみでノミネート。
干物妹!うまるちゃんR
うまるちゃん・・・かわいいな・・・!
話がシリアスよりなのが気になるが、基本的にどの話も丁寧に作られている感がひしひしと感じられて高評価。
特にエンディングのSDキャラクターがぬるぬる踊るというポイントはめちゃくちゃ評価している。
魔法陣グルグル
今期の Best of 丁寧 枠。
完璧としか言いようがない。
25年以上たくさんの人に愛された名作を、誰も傷つけることなく、しっかりと丁寧に作りこんでいる。
アラハビカ編なんて俺泣いたもん。懐かしさと丁寧さに感動して。
最終話で1作目のOP流すのとかズル過ぎない?
心からの、盛大な拍手を製作スタッフに送ります。
神アニメです。
キノの旅
もう何回やるねんこれ。
今期のBest of 丁寧枠次点。
絵柄も最新の黒星紅白先生に寄せた感じになっている。
キノで短髪ボーイッシュワイシャツという性癖を植え付けられ、サモンナイトでファンタジー観を育てられた俺にとっては、この作品はとてもじゃないがスルー出来ないものだった。
有名な話を淡々とやっている感じだが、1話1話の作りが本当に丁寧。
話自体はあたりまえだが中二臭く、こんなもん今から見てたらこんな大人になってまうぞ!とリアル中学生に警笛を鳴らしたい感じだが、キノってもんはそういうもんだと思うのでまるっとまとめてLGTMである。
潔癖男子!青山くん
あらかじめ言っておくが、今回ノミネートしたのは、このアニメの最終話のみである。
それ以外と原作(特にサッカーしてない回)はクソほどおもろないので注意が必要である。
なぜ最終話のみをノミネートしたかというと、最初に見たのが最終話だったから。(?)
この最終話、スタッフここだけ全力出したのか?青山君よろしく最後の一話で本気出すタイプなのか?と疑いたくなるレベルで出来がすごい。
まず最終話なのに、この一話見ただけですべてのキャラの設定と役割が理解できること。
これが本当にすごい。2話3話と続けても設定がよくわからんどころか、終盤でキャラ変わったりするアニメがゴミのようにある中で、この最終話は非常に完成度が高かった。
つまり、最初の設定を生かしたまま、そして最高にわかりやすく、それぞれの良さを最大限に発揮して大団円を迎えるという王道中の王道の最終回をやってくれたのだ。
スポーツアニメとしても展開が王道だったし(最終話だけ)、非の打ちようがない最終話だった。
みんな最終話だけ見てくれよな!
音楽
今年ハマった音楽など。
米津玄師「灰色と青」
どれだけ 背丈が変わろうとも
変わらない 何かがありますように
くだらない 面影に励まされ
今も歌う
今も歌う
今も歌う
何も言うことはないです。今年の音楽のベストは米津ニキ以外考えられないです。
カラオケで熱唱すると本当に気持ちがいい。
さユり「平行線」
www.youtube.comクズの本懐というくそアニメの主題歌。
(ンなこと言ってるけど、横槍メンゴ先生の絵は大好きだよ)
特徴的でパワーのある声質と、ヘラっぽいヴィジュアルがとってもだいすきなんだ。
アルバムも出てるからみんな聞いてほしいゾ
Yunomi 「走馬灯ラビリンス」
www.youtube.com変化球枠。
EDM+Kawaii系という新たなジャンルを叩き込んでくれたYunomi先生に感謝。
頭の中にこびりつくメロディーと声が最高すぎるぜ。
www.youtube.comこいつも最高だぜ。
お洒落の聖地だ🕌 ファッションセンター 🏬
両手を掲げて👐 クラッピョヘンザ 🙌
ピークを抑えろ🙏 マキシマイザー 💪
眠気のピークに😪 カフェイン投下〜〜〜☝️☝️☕️☕️☕️☕️😤😤😤
ORESAMA「流星ダンスフロア」
www.youtube.comグルグル2期のOP。
俺の好きなもの全部詰め。ありがとうなほんとに。
80's Disico感だけでも大好物なのに、MVのデザインがバチゴリの80'sデザインで心が無限にしびれ続ける。
加えてこのダンスがいちいちかわいいんですわ。
ビルド待ちの間ずーーーーーーーーーーーーーっとこれ眺めてたね。
ボーカロイド
音楽とはちょっと分けさせていただきました。
(混ぜるとノミネート対象が膨大になっちゃうので、、、)
ハチ「砂の惑星」
www.youtube.comまぁ、これもとくにいうことはないとおもいます。
米津ニキ流石としか言いようがないです。
各世代の名曲を歌詞に散らばめつつ、今のニコ動とボカロ界隈を「砂の惑星」と盛大に煽り、かつての英雄たちに「てめぇら何サボってんだ」と喝を入れる超挑戦的な曲を
2017年の生誕10周年記念という記念すべきマジカルミライのOPに持ってきたという米津ニキのセンスにはもうなんも言うことはないですわ。
そしてそれを受け入れるボカロ業界の懐の深さもしびれるというか、これからもYoutubeに活動の場所を移して頑張っていってもらいたい。
俺はずっと、見てるからな!ボカロ!
一二三「猛独が襲う」
曲がキャッチーで好き。サビの終わりがのびやかで、歌ってて死ぬほど楽しいんですわこれ。
一時期ずっとヘビロテしてました。
MVのこの深度がっつり浅くした感じのイラストもすきだぜ。
Orangestar「快晴」
夏らしくてとってもすこすこすこ放題なんだ・・・w
基本的にボカロ夏うたは無条件で好きになる傾向はある。
MVのアニメの努力感も好き。
サビもとってものびやかだし、くっせー歌詞もないし、終始さわやかなきもちで聞けるから初心者にもおすすめだゾ。
ただカラオケで歌うとなると結構ムズイ。
アウトドア
アウトドア(もとい外出)で今年特に行った、やった、楽しんだコンテンツを紹介していく。
スーパー銭湯
capsule-net.tokyo諸君らは知っていると思うが、my daddyは新潟で健康ランドのマネージャをやっている。
そういうわけで健康ランドというかスーパー銭湯で育ったといっても過言ではない環境で育ってきたわけだが、長いこと東京に染まってしまったせいで、体がいい加減「先祖返り」を求めてきたのだろうか、今年はとにかくスーパー銭湯に行った。
一番いったのは上記の上野「おもてなしの宿」である。
ここメリットは何よりも「安く」、そして「混んでいない」こと。
ここは「カプセルホテル+ネットカフェ+スーパー銭湯」という場所なので、完全に家族連れではなく独り身向けコンテンツなのだ。
それゆえ、パンクすることはなく、フードコートもリラクゼーションスペースもつねに空きがある状態が生まれている。
はっきりって神か?という感じ。
風呂はバリエーション豊かというわけではないが、矮小というわけではなく、アパホテルの大浴場より広くてサウナがあるという感じ。
くわえてロウリュやゆず湯などのイベントもやってくれてリピートしたくなっちゃうこと必至なんだ。
一時期自律神経失調症と不眠、そして血尿に悩まされた時があったが、ここでがっつり体を温めることで療養していた。
ほんと体の調子よくなるからみんなも行ってほしい。
ダーツ
ダーツ死ぬほど楽しい!
まだ全然下手なんだけど・・・
ダーツは投擲競技似通っているところがあると考えている。
フォームを固定させる、狙ったところに投げる、一人で練習してPDCAを回していく…
この練習の感じがやり投げと似ていて、すんなりとバカはまりしてしまった。
あとは会社にたくさんやっている人がいるってのがデカかった。
ただ俺の悪いところも如実に表れるゲームで、例えば
- 負けているとき焦って自分のプレイができない
- 対人戦(リアル)だと相手の成績にプレイが大きく左右される
- 勝つときは大勝ちするが負けるときは大敗する
というLoLでもさんざん欠点として現れたプレイをガンガンやってしまうのが今の悩み。
とりあえずは後に引けない買い物をしたので家で練習していく。
目指すはレート8ぐらいかなぁ・・・
その他
酒
dvnlstech.hatenablog.com酒はいいぞ・・・嫌なこと全部忘れて気持ち良くなれる・・・
ここでは今年イイナ!と思った飲み屋を紹介していこうと思う。
Bar セキレイ
barsekirei.jp
秋葉原にあるゴリゴリオーセンティックなバー。
ヴァルハラのコラボしてるときに初めて行ったけど、オーセンティックなバーの割には入りやすく、カクテルもそこそこおいしかったのでお勧め。
アキバで静かなところで飲みたいとなったらここか裏秋葉原をオススメするゾ。
竜王
秋葉原の浅草橋側にある中華の名店。
めちゃくちゃ安くてうまい。一時期土曜日餃子100円セールやってて狂ったように言ってた。6時間ぶっ通しで飲んでたこともあったなぁ。
よだれ鶏スタートのチャーシュー、空芯菜炒めからの無限餃子デッキが俺らの中の最強metaでした。
秋葉原で腹減ったらぜひ寄ってほしい。
ラグーン
安い。雰囲気が良い。気楽。最高。
チャージが500円で、一杯大体500円~ととってもリーズナブルなんだ。
店内の照明がTENGAになっていたり下ネタ全開の雰囲気も大好きだぜ。
わざわざ富士ソフトのHUB行くぐらいならここのほうがいいな~と思うこの頃なのでした。
冬コミのオフ会で盛大に散財したのはいい思い出。
・・・・あれ?
秋葉原ばっかやんけ!!!!!!!
まぁ渋谷近辺や押上、池袋近辺でもノミネートしたい店いっぱいあるんですけどキリがないのでここまで。
しりたかったら直接聞いてください。人力食べログやっていきしますよ。
さて、ベストアワードの発表についてですが・・・・
長くなるので次の記事で。