うんこマンブログ特別編 ヨスガノソラ聖地巡礼旅行レポート
ヨスガノソラの聖地に行ってきた。
(ヨスガノソラの公式サイト古すぎてogp設定されてなくてワロタ)
ヨスガノソラの聖地は 栃木県足利市樺崎町 というところにある。 どのへんかというかと、この辺
The 山の中。
2010年にヨスガノソラのアニメを見たとき、俺の魂は激しく揺さぶられた。
エロゲアニメとは思えないほど刺激的なシナリオ、否が応でもくぎ付けになってしまう演出に数々、そして美麗なBGMと背景――。
あの当時のアニメの中でもクォリティが高く、伝説級のものだったと確信している。
そんなアニメ(ゲーム)の聖地があると聞いたらもう、行きたくなるに決まっていた。
ただ、当時の俺は免許もなく、金もなく、栃木県という場所が果てしなく遠い場所に思えていた
毎年毎年行きたい行きたいと思って、遠いし行く相手もいないし…とあきらめ続けていた
だが、もういい加減大人だ。8年もたち、俺は立派な壮年となった
あのころと比べたら金だってあるし、車だって乗れる。それに一人も怖くないもん
ということで行ってきました。聖地。 電車と車の合わせ技で。
当日のスケジュールはこんな感じ
我ながら完璧な計画!実際はその前日バーで飲みすぎたせいで、二日酔いパンチ食らって全部1時間ずれたけどな!
一日中気持ち悪かった。
まぁ、そんなわけで行きの電車はすやすやでした。おにぎりたべたよ。
あれだけ果てしない土地だと思ってた栃木県足利市だけど、特急りょうもうにのったらめっちゃあっという間だった。
家出て電車乗って、足利市駅から降りてタイムズのカーシェアの駐車場行って、それから足利駅まで1時間半ぐらいだった。
途中うんこ漏れそうになって紳士服のコナカでうんこしたのは内緒だ。
(借りといてなんだが、真っ暗なうえ和式トイレで笑ってしまった。めっちゃきれいに掃除されてたけど)
乗った車はもはや愛車と化しつつある日産ノート。割と馬力があってなんもない道でぼけーっとアクセル踏んでると90キロとか出てて焦る。
(速度制限+30までが限界って覚えとこうね)
ヨスガノソラのBGMをガンガンに鳴らしながら足利市を爆走する。
当たり前だけどOPは比翼の羽のほうが好き。
だんだん現地に近づくにつれ、4車線が2車線に、2車線が1車線に変わり、ガードレールの類が消えていく・・・
あーそうそう、農道ってか山道ってこうだった、と先祖返りしてたらあっという間に最初の聖地、樺崎八幡宮についた。
んっ♡ エモっ♡
もう最初から山の自然の美しさと、その中にたたずむ神社の荘厳さにやられて言葉を失った。
四方八方からセミの鳴き声が響き、最高に""夏""感を覚えるし、山独特の涼しさもあって、感動に打ちひしがれた俺は神社から動けなくなってしまった。
瑛・・・8年越しに会いに来たよ・・・・
本当に自然が美しくて、久しぶりに言葉を失って立ち尽くしていた。
潟は本当に汚い田舎。
これは後世に残すべき、美しい原風景。
日々のストレスがストイックにデトックスされていくのを感じて、しばらくぼんやりと神社のベンチに座っていた。
絵馬は割と最近のものもあった。
驚いたのが想像以上に中国、台湾からの絵馬が多かったこと。
穹ちゃんはグローバルに人気なうえ、今でもフィギュアが出るレベルだからねぇ・・・
(どうでもいいけど、一人っ子政策のせいで、中国の青年が「妹」というものを過度に神聖化してるって話を聞いた。これもその一環?)
ちょっとパースがずれてしまったけれど。
センターに映ってる杉はなんと樹齢1000年らしい。荘厳だね。
いつまでも神社にいるわけにもいかないので、ほかのスポットの探索へ向かう。
伊福部商店。
やひろさん処女なのよかった。
実際はなんかよく分からん廃屋。。。でも腐ってないのは謎。
みんな、ここ、わかるかな?
そう!
あのバス停!
(実際にはバス停なんてないんだけれど)
当時の俺には全然わかんなかった奈緒シナリオだけど、いまだったらめっちゃわかるよ。わかる。
あんなかわいくてすぐヤれる巨乳幼馴染いたら、そりゃやり尽くすよな。
でも妹と禍根残すような相手選ばないよな・・・とも思う。
そして最高のエモポイントがここ。
通学路。
あんまりにもうれしくて何枚も写真撮った。
想像以上に原作側の青みが強くて見返すと笑う。まぁ、そういうもんだよねぇ。
ちなみに祠的なものはなかった。
ここ、田んぼと山が広がる感じが完全に田舎で、先祖返り不可避コーナーだった。
ただ、潟に比べるとやっぱり農地面積が矮小で、山岳地帯の過疎集落の一つなんだなと思わずにはいられずに悲しくなった。
参考までに潟の写真を貼っておく。
これが田んぼってやつなんすわ・・・
人もだーれもいないし、あたりは虫と鳥の声しかしないし、ここが本当の原風景――自然に包まれた、人間がイキれない神聖な土地なんだなというのをしみじみと感じていた。
原作には出なかったけど、きれいな風景をいくつか。
特に川はめっちゃ透明できれいで、ちいさな川魚(ベイトフィッシュ)が悠々と泳いでいるのを目で見れた。
それからシオカラトンボから赤とんぼからオニヤンマまで、多種多様なトンボが飛んでいたほか、カゲロウみたいな虫もいっぱい飛んでた。
樺崎町のこの美しい自然、これからもずっと残っていたらいいなぁと思わざるを得なかった。
まぁ・・・田舎の古っ臭いスーパー銭湯ですね・・・
ソースカツ丼もたべたよ。
最後に足利駅周辺を散策した。
こういう古っ臭いアパート?ビル?にどうしようもないようなスナックが各部屋に入っててエモかった。
どの店もぜってぇ1年持たねぇぞ。
「終わってしまった」駅近くの商店街にはこういうエモい廃屋がいっぱいあった。
(今も営業中だったらすいません。逆にビビる)
時がやっぱり80年で止まってるんだよね。こういうのすこすこサブカルボーイだからやめてほしい。
でもまぁ、このあたりで惜しいですがさよなら編ということに。
ハイボールの人ごっこしたかったけど、まだ気持ち悪かったから無理だった。
これ実質迎え酒。この時点で18時。もうカクテルあんなスピードで飲まないと心に誓った。
スカイツリーが見えてくるにしたがって、現実が迫ってきた感がすごかった。
まぁ、たまにはこういう非現実も悪くないなと思える週末でした。
次はもっと雲一つない日に行きたい。
以上